多様な人材の活躍推進

日立金属グループは、「最良の会社を具現して社会に貢献する」ことを経営理念とし、グローバル企業として成長を遂げていくために、『イノベーティブな企業文化を創造させることが企業価値を増大させる』という考えのもと、ダイバーシティ&インクルージョンを重要な経営戦略と位置づけ様々な施策に取り組んでいます。
特に、国内社員の海外業務研修、グローバル研修などグローバルに活躍できる将来の幹部候補の早期育成、外国籍社員・留学生の積極採用、海外グループ会社におけるナショナルスタッフの責任あるポストへの登用など、グローバルで人材戦略を推進しています。

日立金属グループレポート2017『多様な人材活躍推進』 (PDF:PDF)

日立金属ダイバーシティマネジメント基本方針

  1. 性別・国籍・文化などの違いを個性として尊重し、併せて女性の活躍促進、グローバル人材の活用を含む多様性を確保することで、イノベーションの推進とリスク・変化への対応の柔軟性・スピードを高めます。
  2. コミュニケーションを活発に行い、価値観を共有することで、個人の成長を図り、組織としての実行力を高め、持続的成長の基盤を強化します。
  3. ダイバーシテイを成長のエンジンとし、グローバルに勝てる事業体に「変革」し、新たな目標に「挑戦」することで、世界トップクラスの金属材料会社の実現をめざします。

日立金属ダイバーシティマネジメント活動方針

全ての人材の可能性を広げ活躍できるしくみと環境を醸成する

日立金属グループは、人材こそが競争力の源泉であるという認識の下、グローバルで実行力のある「日立金属人の育成」が重要だと考え、人材育成プログラムの充実と強化に取組んできました。合わせて、評価制度も年功序列的な賃金体系を見直すと共に、『ダイバーシティ・マネジメント』を日立金属の管理職の評価項目の一つとして組入れ、部下の価値観や背景を理解し公平に成長の機会を与えることや、多様な施策や取組みに積極的に関与させることを管理職の責任として重要視しています。
また、日立グループ内外との人材交流や経験者を積極的に採用するほか、自らの可能性の幅を広げたい社員に対しカンパニーや職種を超えて異動を実現させる社内フリーエージェント制度「マイチャレンジ」の活用、配偶者海外帯同休暇の導入など、多様な人材の交流と多様なキャリアの実現を支援しています。

日立金属グループダイバーシティ推進体制

日立金属グループでは、女性活躍推進をはじめとするダイバーシティ施策を推進するため、社長を責任者とするダイバーシティ推進協議会を設置し、グループ全体で活動方針や課題を共有し、ダイバーシティ&インクルージョンを推進しています。

日立金属グループダイバーシティ推進体制

女性活躍推進

女性活躍推進における活動方針

1. 新卒採用(総合職)における女性の採用比率目標達成
技術系10%以上 事務系40%以上※1
2. 定着支援
不安払拭のためのキャリア支援(研修、女性同士の交流機会の提供など)
管理職層の意識改革
日立グループ研修等をはじめとする育児・介護との両立支援
働き方改革を通じた多様な働き方の推進(在宅勤務制度・サテライトオフィスなど)
3. 登用施策
管理職女性比率目標 2017年度1.2%、2018年度1.5%の達成※2
選抜者の個別育成計画、研修の実施

※1 2017年度(2018年4月入社見込)の新卒採用(総合職)では技術系10%、事務系50%と共にKPIを達成

※2 2017年度1.2%達成済み、2018年度1.5%達成見込み

主な取組み紹介

  • ・女性総合職社員への実態調査(全社女性総合職の8割にヒアリングを実施)
  • ・社長・人事管掌役員と有識者との鼎談(社内報に掲載)
  • ・日立金属女性フォーラム(日立金属総合職ネットワーキングイベント)の開催
  • ・経営者研修・ダイバーシティ研修
  • ・日立グループ女性活躍度調査・分析
  • ・日立グループキャリア研修、産休前・復職支援セミナーへの派遣

<日立金属女性フォーラム>

  • 第1回

    2017年9月15日 11:00~17:00

    テーマ  : 「私たちが活き活きと働くために」
    参加者  : 日立金属女性総合職、社長、人事管掌役員
    内容  : 他社事例紹介、パネルディスカッション、
    社長を交えたグループワーク、懇親会
    • 第1回 日立金属女性フォーラム
    • 第1回 日立金属女性フォーラム
  • 第2回

    2018年10月19日 11:00~17:00

    テーマ  : 「前に進む力」
    参加者  : 日立金属およびグループ会社(日立金属工具鋼、日立金属安来製作所、日立金属商事)の女性総合職、社長、岡取締役(ダイバーシティ推進アドバイザ)、人事管掌役員
    内容  : 社長講話、岡取締役講話、グループワーク、懇親会
    • 第2回 日立金属女性フォーラム
    • 第2回 日立金属女性フォーラム

働き方改革全社推進プロジェクト

日立金属では「働き方改革全社推進プロジェクト」を立ち上げ、2018年度までに年間総実働時間2000時間未満となることを目標に掲げ、様々な取組みを行っています。2016年度から始まったこのプロジェクトでは、多様な働き方を可能とする就業環境の整備のほか、会議や資料の削減、労働時間の徹底把握など、地道な活動を重ねてきました。
2018年度では集大成の「浸透」フェーズとし、異なる価値観を持つ多様な人材が、働く喜びを感じながら、活き活きと働くことのできる環境づくりに一層努めていきます。

    

主な取組み紹介

  • ・サテライトオフィス、モバイルワーク活用促進
  • ・在宅勤務制度の活用促進
  • ・総労働時間の短縮、間接業務の効率向上
  • ・管理職向け働き方研修
  • ・裁量労働制やコア無しフレックス勤務の活用促進
  • ・メールや会議の全社共通ルールの策定
  • ・新たなライフスタイルの提案イベント企画

育児や介護の両立支援制度

育児や介護等、仕事とプライベートの両立(ワークライフバランス)を支援するための様々な制度を整備しています。

項目 法定 日立金属制度(単体)
育児休業期間 子が1歳到達まで 子の小学校1年修了までのうち3年間

※条件により休業満了後初めて到達する4月30日まで

育児に伴う短時間勤務 3歳まで 小学校卒業まで
育児・介護に伴う費用補助 定めなし カフェテリアプランにおいて子育て支援利用料および介護支援利用料を補助
介護に伴う休業期間 93日以内 1年以内
配偶者の出産・育児・介護に伴う休暇 定めなし 配偶者出産休暇(出産1回につき5日)のほか、配偶者の出産、育児・介護、不妊治療等の事由について積立年次有給休暇を利用可能
転勤猶予制度
(2018年4月導入)
定めなし 本人や家族の病気、介護、育児、配偶者の仕事の都合等一定の事由に該当した社員について、事由消滅まであるいは一定期間転勤を猶予する

数値データ

採用実績(単体)

  2017 2016 2015 2014
新卒採用者数(人) 194 111 93 56
男性 163 98 75 54
女性 31 13 18 2
中途採用者数(人) 320 91 33 12
男性 302 83 28 10
女性 18 8 5 2

※新卒採用者数は当年5月~翌年4月までの採用者をカウントし、中途採用者は当年4月から翌年3月までの採用者をカウント

従業員の状況(単体)

項目 2017 2016 2015 2014
従業員数 6,315 5,858 5,966 6,306
男性 5,654 5,241 5,339 5,660
女性 661 617 627 646
勤続年数(年)        
男性 21.0 21.1 20.8 20.3
女性 21.4 19.8 18.7 18.0
離職率(%)※1 1.1 1.1 0.7 -
管理職数(人)※2 1,155 1,111 1,181 1,234
男性 1,141 1,099 1,170 1,225
女性 14 12 11 9

※1 離職率は前期末在籍人員の内当年度中に離職した者の率(定年・転籍・その他基準退職者を除く)を算出

※2 管理職数は課長相当職以上の人数をカウント。当社在籍社員のうち他社出向中の者および出向受入者を除く

制度の利用状況(単体)

項目 2017 2016
年次有給休暇取得率(%) 55.0 48.4
育児休業取得率(%) 女性 100.0 100.0
男性 1.8 1.0※1
社内人材公募※2(人)成立実績 10 10※3
海外留学(MBA)派遣実績 2 2
海外トレーニー(業務研修)制度派遣実績(人) 8 5
配偶者海外赴任帯同休暇取得者数(人) 1 1※4

※1 男性の育児休業取得率に積立年休等の特別休暇の利用実績は含まない

※2 人材公募は社内フリーエージェント制度「マイチャレンジ」および日立グループ人材公募の実績の合算値。

※3 2016年度実績に2015年度に調整したものを含む

※4 配偶者海外赴任帯同休暇は2016年4月から導入