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ニュースリリース 2000年


2000年9月11日
日立機材株式会社
日立金属株式会社

角形鋼管柱用鋳鋼製外ダイアフラム
「日立ハイブレード工法TM」の開発および販売開始
−耐震性・経済性を実現−



 日立金属と日立機材は長年にわたり建築用鉄骨柱脚部材「ハイベース工法」を製造・販売してまいりました。このたび、あらたに鉄骨構造建築物向けに角形鋼管柱用鋳鋼製外ダイアフラム「日立ハイブレード工法」を開発し、建設大臣の認定を取得いたしました。2000年9月から「ハイブレード」の製造・販売を開始する予定となりましたので、お知らせいたします。

1.開発の背景

  1995年1月に発生した兵庫県南部地震では鉄骨造の建築物の多くに被害をもたらし、被害の状況として柱はり接合部に損傷を受けた建物の7割が倒壊または大破したとの報告があります。このことは、接合部が構造上重要な部位であることを裏付けており、建築業界では角形鋼管の柱はり接合部の耐震性向上が急務となっています。
 日立金属はこの課題を解決するために、「日立ハイブレード工法」を開発し、剛性の高い鋳鋼製外ダイアフラム「ハイブレード」を柱はり接合部に用いることにより、建築物の耐震性および施工性・経済性の向上が可能となりました。

2.建設大臣認定

  日本建築センターの鋼構造評定委員会の審査を経て、耐力上支障がないことが実証され、大臣認定を取得いたしました。

(1)取得時期 2000年5月
(2)名称 「日立ハイブレード工法」
(3)認定番号 建設省東住指発第372号


3.特長

(1) 外ダイアフラム工法のため、角形鋼管柱の切断および溶接開先加工が不要
(2) 角形鋼管柱とハイブレードは隅肉溶接もしくは部分溶け込み溶接にて柱と接合されるため、溶接量が大幅に低減
(3) ボルトタイプのハイブレードを使用すると柱にはりのブラケットが不要となり、柱の輸送効率が大幅に向上
(4) (1)〜(3)の効果により、工期短縮、コスト低減が可能
(5) ハイブレードの剛性を高めることにより、大きな塑性加工を受けている冷間成形角形鋼管の角部の溶接を不要とし、耐震性が向上


4.工業所有権

国内15件出願中

5.標準化サイズ

角形鋼管柱用ハイブレード

(1)溶接タイプ 300〜550mm角
(2)ボルトタイプ 300〜550mm角


6.適用可能な建物

角形鋼管柱を用いた鉄骨構造の建物

7.施工実績

(1)北九州市および鳥取市で2物件施工済み
  • 北九州市の物件は鹿島建設の設計・施工
  • 鳥取市の物件は設計が建築設計室「和」、施工が清水建設
(2)上記の他に3物件施工中

8.販売計画

2000年 5億円
2001年 20億円
2002年 40億円

9.製造および販売

製造:日立金属株式会社若松工場
販売:日立機材株式会社

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