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2001年 ニュースリリース

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4月12日 研究開発

2001年4月12日
日立金属株式会社

 

排気系部品・サスペンション部品
短納期開発システムの構築について



 日立金属はこのたび、排気系部品とサスペンション部品について、CAEなどIT技術を活用した短納期開発システム(IDIS :Integrated Design-In System)を構築しましたのでお知らせいたします。

1.背景と経緯

  近年、自動車の開発は競争力強化のため、グローバリゼーションとともに開発期間の短縮が急速に進展しております。この開発スピードについていくことが部品製造業にとっては生死を決めるほど重要な課題になっています。
 当社はこの動向に対応するため、素材研究所(栃木県真岡市)において、早くからCAEなどのIT技術を導入し、世界の最先端をいく短納期開発システムの開発に取り組んできました。既にアルミホイールでは短納期開発システムを完成させ、昨年6月に対外発表を行いました。
 さらに、同じく主力製品である排気系部品およびサスペンション部品について、アルミホイールで培った技術を応用発展させる形で短納期開発システムを構築いたしました。

2.システムの概要(IDIS :Integrated Design-In System、自動車機器カンパニーの製品全体を対象とした短納期開発システムの名称)

(1) 製品設計に関するツール
 1) 設計検討ツール
  設計エクスパートシステム(半自動設計)
     強度計算とレイアウト検討の一部をコンピュータ内で処理し、CADデータを出力するシステムです。
  世界最速のラピッドプロトタイピング模型によるデザインレビュー
 2) 顧客とのネットワークシステムと顧客システムにあわせたCADの導入
  海外を含めた顧客システムとデジタル回線によりオンライン接続
  顧客データをダイレクトに設計および型製作で活用
 3) CAEを駆使した製品設計、鋳造方案設計
  コンピュータ上に評価試験環境を構築
  形状検討から生産設計までの統合シミュレーション
(2) 試作品製造に関するツール
 1) ラピッドプロトタイピングによる型製作
  世界最速の粉末積層式装置による型製作
 2) 3次元CADによる方案検討、CAMへのデータ変換

3.システムの特長

(1) 大部分の自動車メーカーと直接CADデータの交換が可能
   自動車メーカー使用の主要CADシステム導入と日米欧間のデータネットワーク構築をしています。
(2) 開発期間の半減
   CADデータを中核としたコンカレントエンジニアリング、CAE予測精度向上による不具合の削減およびラピッドプロトタイピングによる短期試作を実現し、さらに製作した製品の評価試験(ベンチテスト)まで一貫して行うことで、ユーザーの開発期間短縮を強力にサポートいたします。
 ナックルステアリング  :従来 4ヶ月 → 2ヶ月
 エキゾーストマニホールド:従来 8ヶ月 → 4ヶ月

 本システムを今後の開発の中核技術として活用し、当社主力製品の受注拡大を図ります。


4.製造および販売

製造: 排気系部品
   九州工場(福岡県苅田町)、真岡工場(栃木県真岡市)
  サスペンション部品
   (国内) 九州工場、真岡工場、熊谷軽合金工場(埼玉県熊谷市)
   (海外) ACP Manufacturing Company LLC.(米国ペンシルベニア州)、AAP St. Marys Corp.(米国オハイオ州)、南陽金属(韓国)
販売: 自動車機器カンパニー



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