2002年 ニュースリリース
5月15日 
2002年5月15日
日立金属株式会社
日立金属株式会社
国内初のバーコード方式EF継手融着システムの開発
日立金属は、この度、世界標準のISOに準拠したバーコード方式EF継手融着システム(バーコード式コントローラ、バーコードEF継手)を国内で初めて開発いたしましたので、お知らせいたします。
記
1.開発の経緯
ポリエチレン配管は、1982年にガス事業法で認可されて以来、耐腐食性、耐震性、施工性の良さといった特長から、従来の鋼管、鋳鉄管に代わり、低圧の埋設配管の主流となっています。ポリエチレン管(PE管)の接合に用いる継手は、当社が1990年に日本で初めてエレクトロフュージョン継手(EF継手)を発売以降、EF継手が主流となり現在に至っています。EF継手の融着方式は、国内では当社の温度検知方式の他に、圧力検知方式、識別抵抗方式がありますが、各方式間の互換性が無く、融着にはそれぞれの方式専用のコントローラが必要でした。
こうした中、本年4月より新たな融着方式として、世界標準のISOに準拠したバーコードによる融着方式が「ガス用ポリエチレン管等推奨表示制度実施要領」に追加されました。これにより本規定に準拠したバーコードが貼付されていれば、従来の異なった融着方式のEF継手であっても、1台のバーコード式コントローラにより融着が可能となりました。
2.バーコード融着方式の概要とメリット
コントローラのバーコードリーダーで、継手に貼付されたバーコードを読み取り、融着条件をコントローラにインプットすることにより、自動的に通電を制御し、EF継手とPE管を融着するシステム。このシステムのメリットとして、次の2点があります。| (1) | コントローラに、融着制御情報、融着結果情報、材料情報、工事情報が履歴として記録されるため、必要に応じこの情報を取り出すことにより、工事の品質管理向上を図ることができる(トレーサビリティ)。 |
| (2) | ISOに準拠した国内外のEF継手およびバーコード式コントローラの使用が可能となり、購買の選択肢が広がる。 |
3.当社システムの特長
| (1) | コントローラが軽量でコンパクト、かつ低価格 従来型コントローラに比べ軽量・コンパクト化(当社比約40%の軽量化)と共に大幅な低価格化(同約40%の低価格化)を図った。 |
| (2) | コントローラに独自のフェイルセーフ機能を付加 2度融着防止機能、コネクターチェック機能等を付加。 |
| (3) | 2機種のコントローラを用意 ハードケースタイプ、ソフトケースタイプの2機種をラインアップ。 |
| (4) | 他社継手と接続融着可能なマルチコネクターを用意 |
| (5) | バーコードラベル自動発行、貼付システムの開発 自動発行、貼付システムの開発により継手の製造過程でバーコードラベルの貼付誤りが無い。 |
4.特許
特許21件(継手5件、コントローラ11件、製造設備5件)を出願済。5.販売アイテム
- 25A〜300AバーコードEF継手
- バーコード式コントローラ(2機種)
6.販売開始
2002年4月より全国のガス事業者向けに販売開始7.販売計画
2002年度 70億円2003年度 80億円
2004年度 90億円
8.製造および販売
製造:配管機器カンパニー桑名工場販売:配管機器カンパニー
以 上
この件に関するお問い合わせ先日立金属(株)配管機器カンパニー 担当 勝山 TEL.03-5765-4311
日立金属(株)広報室 担当 小林 TEL.03-5765-4079