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高張力鋼板(ハイテン) |
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ハイテンとはHigh Tensile Strength Steel Sheetsの略称で、引張り強さが高い鋼板のこと。
自動車用冷延鋼板では、普通鋼板が強さ270MPa(メガパスカル 応力の単位)以上に対し、ハイテンは強さが340MPa以上として規定されている。実用的には、強さ440〜580MPaのものが中心に使用されているが、一部、強さ980MPa以上の超ハイテンと呼ばれる鋼板も使用され始め、車体部品の軽量化や剛性の向上がより一層可能となった。一般に、強さが上がるほど加工成形性が低下するため、金型のかじりや摩耗が起きやすくなる。
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かじり
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成形金属が金型に少量付着したもので「焼付き」とも呼ばれる。金属を金型でプレス成形すると、摩擦熱によりかじりが発生することがある。金型に付着した金属は、付着力が強いため、そのまま成形を続けてゆくと付着物が積層され大きく成長する。その状態でプレス成形すると、成形金属の表面に引っ掻いたようなキズをつくるため製品価値を失ってしまう。
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冷間ダイス鋼SKD11、SKD11改良鋼 |
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冷間金型用鋼のひとつに分類される。自動車部品やデジタル家電や精密機器部品等を製造するプレス金型には、冷間ダイス鋼SKD11(1.5%C-12Cr系)の他、SKD11改良鋼が広く使用されている。改良鋼は被削性を改善するため、鋼中に含まれている硬質な炭化物の量を減少させ加工性を良くしているが、耐摩耗性やかじり性に関してはSKD11に劣るという欠点がある。また、熱処理や表面処理における寸法変化のバラツキが大きいため、その修正に費用や工数が大きくなるという問題点もあった。
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靱性
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材料の粘り強さ。靱性が高いと力が加わったときに破壊されにくい。
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HRC |
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硬さの単位。「ロックウェル硬さ」とも言われる。HRCは、Hardness Rockwell C scaleの略したもの。円錐形ダイアモンド製の圧子を測定試料に押し込むことにより、くぼみの永久変形量を測定する手法。プレス成形用の金型は、強さを上げるため一般的に熱処理により硬さを上げて使用されることが多い。
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当社比
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SKD11改良鋼である8%Cr鋼(当社商品名:SLD8)との比較。
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CVD法 |
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CVDとは、Chemical Vapor Deposition の略称で、化学蒸着法といわれる表面処理技術。高温に加熱された材料表面で、同時に導入された反応ガスと熱化学反応させることにより、硬質のセラミックス皮膜をコーティングする手法。一般に、自動車部品の曲げや絞り成形で生じるかじり(焼付き)や早期摩耗の対策として、金型に処理される。
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材料取り
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顧客の必要なサイズに切り売りするために切断すること。一般に材料を取る方向により鋼材の特性が変わることがあるため、熱処理をした後、寸法変化にバラツキを生じる要因となる。
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