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2005年 ニュースリリース

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5月19日 製品

2005年5月19日
日立金属株式会社

 

工具鋼に原材料価格スライド制を導入

----国内特殊鋼メーカーとしてはじめて工具鋼全鋼種に導入----

 日立金属株式会社(本社:東京都港区、社長:本多 義弘、以下 日立金属)は、国内特殊鋼メーカーとしてはじめて、工具鋼全鋼種に原材料価格スライド制を導入いたします。



1.背景・概要

  モリブデン、バナジウム、タングステンなどアロイと称される工具鋼の原材料は、2003年後半ごろからの需給バランスの崩れにより異常な相場が形成されております。日立金属では、歩留向上や生産合理化等徹底的なコスト低減を継続して行っておりますが、原材料の価格変動は、企業努力を遙かに凌ぐ額になっております。このため、原材料価格の変動に合わせて都度お客様に価格の是正をお願いしてまいりました。
 しかし、グローバル競争のもと経済活動の変化スピードがますます加速する中では、都度時間を要する価格交渉よりも、今後更なる乱高下が予想される原材料について価格スライド制を導入することが、中長期的にはお客様、日立金属双方にとってメリットがあると判断いたしました。そこで日本国内の特殊鋼メーカーとしてはじめて、工具鋼全鋼種に原材料価格スライド制を導入することといたしました。
 原材料価格スライド制導入により、安定・継続的に高品質な製品の供給体制を維持し、きめ細かいお客様へのサービス体制の維持向上へ注力することができます。更には双方のコスト削減と品質向上につながり、お客様と日立金属の最良の関係を一層強固なものにすることができると確信しております。

2.対象となる工具鋼

高速度工具鋼※1
  現在既に実施中のコバルト、モリブデンに加え、バナジウム、タングステンの4原材料
冷間ダイス鋼※2熱間ダイス鋼※3特殊工具鋼※4炭素工具鋼※5刃物鋼※6
  現在既に実施中のコバルトに加えモリブデン、バナジウム、タングステンの4原材料

3.実施内容

  2005年7月1日納入分より
 スライド価格は3ケ月毎の原材料実績価格に基づき翌々月納入以降3ケ月間実施
 (例:2005年3月〜5月実績を7月1日〜9月30日までの納入分に適用)

4.適用範囲

  ひも付き※7需要家、販売店向けとも実施
 輸出価格も国内と同じ内容を適用して実施

以  上

【お客様からのお問い合わせ】 特殊鋼カンパニー 担当 白鳥 TEL03-5765-4405
【報道機関からのお問い合わせ】 コミュニケーション室 担当 南 TEL03-5765-4079



ご参考

(用語解説)
※1  高速度工具鋼
耐摩耗性、靱(じん)性が高く、主にドリルやエンドミルなどの切削用工具として使われる。英文ではhigh speed steelと表記することから、ハイスとも呼ばれる。

※2  冷間ダイス鋼
常温における耐磨耗性が高く、冷間プレス型、精密打抜型、搾出工具、転造ダイス型などに使われる。


※3  熱間ダイス鋼
高温における耐熱性、耐磨耗性が高く、熱間押出しダイス型、ダイカスト型、熱間プレス型などに使われる。

※4  特殊工具鋼
板金用金型、精密測定工具、ゲージなどに使われる。

※5  炭素工具鋼
木工用鋸、各種冶工具などに使用される。

※6  刃物鋼
切れ味、研ぎ易さが追求される最高級付け刃物、鉋、高級鋸、庖丁などに使用される。

※7  ひも付き
大口顧客に対してメーカーが直接納入すること。


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