2008年 ニュースリリース
6月26日 
2008年6月26日
日立金属株式会社
日立金属株式会社
高性能ネオジム系希土類焼結磁石の新製法を開発
当社は、世界最強の永久磁石であるネオジム系焼結磁石*1を更に高性能化させる画期的な製造方法を開発いたしました。
Nd(ネオジム)磁石の耐熱性を向上させるためには、Dy(ジスプロシウム)等の重希土類元素を使用する必要がありますが、これら希土類元素は、世界的にも産出量が限られ、資源的に非常に貴重な材料です。その貴重な資源を有効に活用する技術の登場が待たれていました。
新製法は、特殊な蒸着/拡散技術を用いることにより、磁石内部におけるDy濃度分布を制御可能にし、最も効果的かつ簡便な方法で、磁石の高性能化を実現するものです。
これにより、同じ成分比率を持った従来の当社NEOMAX磁石と比較して、同等の残留磁束密度を維持しつつ、保磁力が320kA/m(4kOe)*2以上高まることを確認しております。
また、この技術により、従来と同等の保磁力を維持しつつ、残留磁束密度を40mT (400G)*2高めることも可能です。
なお、当社は、他社に先駆けて、2006年3月にこれら技術に関する最初の特許出願*3を行ったのを皮切りに、以降、幅広い特許を複数件出願済みです。
現在試作対応を開始しております。今後、お客様からの具体的なご要望に応じて、順次、本技術の適用拡大を目指す計画です。
以上
(ご参考)
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