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9月22日 経営

2011年9月22日
日立金属株式会社

 

自動車用 高靱性ダクタイル鋳鉄品、韓国で3割増産


 日立金属株式会社(本社:東京都港区 社長:藤井博行 以下、日立金属)は、自動車用鋳物(高靱性ダクタイル鋳鉄品)が好調であり、今後も需要の増加が期待できることから、韓国の自動車用鋳物製造拠点である南陽金属株式会社(以下、南陽金属)に増産投資を行い能力を3割増強いたします。


1.背景

 韓国の自動車生産は、リーマンショック後の景気回復、ウォン安、FTA推進により、自動車の輸出が好調です。それに伴い、韓国の自動車用鋳物(高靱性ダクタイル鋳鉄品)生産拠点である南陽金属の受注量が増え、2010年度からフル生産状態にあります。さらに今後も増量が見込める状況にあります。また、同じく高靱性ダクタイル鋳鉄品を製造する真岡工場(栃木県)、北米のHitachi Metals Automotive Components(以下、HMAC)もフル生産の状況にあり、両拠点からの韓国への輸出も難しい状況にあります。そこで南陽金属への増産投資をすることといたしました。

2.概要

(1) 約3,000トン/月の高効率、高精度の新鋳造ライン(溶解炉、自動注湯機1式、自動造型ライン1式など)を新たに設置します。
(2) 着工は既に開始しており、2012年夏頃の稼働を予定しております。
(3) 高効率、高精度の新鋳造ラインの稼働開始に合わせ、旧ライン3本のうちの1本を停止します。
(4) 生産能力は、現行の約6,000トン/月から約8,000トン/月となり約3割増加します。
(5) 南陽金属、真岡工場、HMACの3極体制で、必要な場合には生産能力を補完できる体制を構築します。
(6) 真岡工場はマザー工場としての位置付けにあり、同じ地区にある素材研究所と一体になって、さらにモノづくり力強化を図り、南陽金属、HMACと連携を図ってまいります。
写真:南陽金属株式会社
写真:南陽金属株式会社

【報道関係者からのお問い合わせ】
 コミュニケーション室  担当 南   TEL03-5765-4079


ご参考

[用語解説]

※  高靱性ダクタイル鋳鉄
ダクタイル鋳鉄とは、球状黒鉛鋳鉄とも呼ばれ、可塑性がよい(変形させてももとの形に戻らない)鉄鋳物である。鋳物に含まれる黒鉛を球状化させることで機械的性質を得ている。
日立金属の高靱性ダクタイル鋳鉄品は、ダクタイル鋳鉄の特長を高めた鋳物である。高い強度や粘り強さなど特長のある素材材料と、CAEによるシミュレーション技術などを駆使した開発設計を行うことで、お客様に最適な材料、設計で軽量化製品を提案することができる。


南陽金属株式会社 概要

(1) 社  名 Nam Yang Metals Co., Ltd. (南陽金属株式会社)
(2) 所 在 地 韓国・大邱広域市
(3) 設  立 1987年3月 設立
(4) 株  主 日立金属株式会社77% 残り韓国企業
(5) 主要製品 ステアリングナックル、マニホールド、クランクシャフト、ブレーキドラムなど

以上


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