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配管・設備機器部材


給水給湯用樹脂配管システム ピタリットについてのQ&A
Q1. ポリブテン管と架橋ポリエチレン管の違いはどのようなものですか?
Q2. ピタリットSのリテーナの材質は何ですか?
Q3. ピタリットSのOリングの材質は何ですか?
Q4. 結露対策はどのようにしたらよいでしょうか?
Q5. 凍結対策はどのようにしたらよいでしょうか?
Q6. 温水床暖房配管への使用に関する注意点がありますか?
Q7. 温度変化による管の膨張、収縮対策はどのようにしたらよいでしょうか?
Q8. エコキュート配管への使用は可能でしょうか?
Q9. 発泡ウレタン製断熱材を吹き付ける場合に注意することはありますか?
Q10. 養生作業などで粘着テープを樹脂管に直接貼りつけてもかまわないですか?
Q11. 建築現場で樹脂管を保管する際の注意点はありますか?

Q1. ポリブテン管と架橋ポリエチレン管の違いはどのようなものですか?
A1. どちらもポリオレフィン系樹脂(ポリエチレン、ポリプロピレンなど)の一種で性質は良く似ています。
ポリブテンは樹脂自体の特殊な分子構造により、架橋ポリエチレンは、構成する分子鎖同士を成型後部分的に結合(架橋)させることにより、給湯配管用途に使用可能な耐熱性を持たせています。
実用上の違いとしては、架橋ポリエチレン管のほうがポリブテン管に比べ曲げ弾性率(曲げに必要な力)が大きいので、管敷設時の最小曲げ半径が大きくなります。


Q2. ピタリットSのリテーナの材質は何ですか?
A2. エンジニアリングプラスチックの一種で、耐熱性、機械的特性に優れる芳香族ポリアミド樹脂を使用しています。


Q3. ピタリットSのOリングの材質は何ですか?
A3. 耐熱性、耐塩素水性に優れるフッ素ゴム(FKM)です。


Q4. 結露対策はどのようにしたらよいでしょうか?
A4. 一般的な住戸内給水配管であれば、さや管、保温材付き管を使用することで対応できます。
冷水配管の場合には金属管を用いた配管と同様、使用条件に基づく保温材の選定が必要です。


Q5. 凍結対策はどのようにしたらよいでしょうか?
A5. 凍結の危険がある地域では、水抜き配管の設置、自己制御型ヒーター入り保温材の使用などの対策を施してください。
保温材を巻くだけでは、管内の水が凍結するまでの時間をのばすことはできますが、氷点下の環境に長時間さらされる場合には、凍結を防止できません。


Q6. 温水床暖房配管への使用に関する注意点がありますか?
A6. コンクリートに直接埋設で配管する場合、メンテナンスを考慮し、継手接続部は、直接埋設しないでください。
ポリブテン管、架橋ポリエチレン管は、不凍液(エチレングリコール、プロピレングリコール水溶液 80℃、濃度50%以下)を流すことができます。


Q7. 温度変化による管の膨張、収縮対策はどのようにしたらよいでしょうか?
A7. ポリブテン管、架橋ポリエチレン管は、膨張、収縮の際に発生する力が小さく、また、管が曲がりやすいため、呼び10〜20Aの管では伸縮継手などの対策は必要ありません。


Q8. エコキュート配管への使用は可能でしょうか?
A8. ヒートポンプと貯湯槽の循環配管(1次側)には使用できません。貯湯槽から水栓までの配管(2次側)には使用できます。


Q9. 発泡ウレタン製断熱材を吹き付ける場合に注意することはありますか?
A9. 発泡ウレタン未硬化物がポリブテン管、架橋ポリエチレン管に付着しないように、養生シート、さや管などで保護してください。
発泡ウレタンの未硬化物に含まれる有機薬品が、ポリブテン管、架橋ポリエチレン管に悪影響を及ぼすことがあります。


Q10. 養生作業などで粘着テープを樹脂管に直接貼りつけてもかまわないですか?
A10. 樹脂管に直接テープを貼り付けることは避けてください。粘着テープに含まれる成分が、ポリブテン管、架橋ポリエチレン管を劣化させるおそれがあります。
テープを貼った場合には、養生終了後にテープを貼った部位を切除してください。


Q11. 建築現場で樹脂管を保管する際の注意点はありますか?
A11. 雨、ほこり等が管内に侵入するのを避けるため、屋内保管を原則とし、シートを敷くなどしてパイプへの傷付きを防止してください。
屋外保管をする場合には、上面にも保護シートを被せ、雨、ほこり、直射日光を避けるようにしてください。




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