架橋ふっ素樹脂エクセロン 架橋ふっ素樹脂エクセロン

架橋ふっ素樹脂
エクセロン®

概要

世界初の架橋ふっ素樹脂。耐久性は、従来より耐摩耗性の小さい素材として知られているポリテトラフルオロエチレン(PTFE)の1,000倍以上で、耐変形性も数倍向上したノンフィラ(無充填)のPTFEです。特に摺動部分に強みを発揮し、その摩擦係数の低さと低発じん性を生かして、ポンプやコンプレッサーのシール材や空気弁などに使用されています。高度な純粋性、耐熱性などの特性から、医療をはじめ半導体や食品分野などさまざまな分野で活用に貢献しています。

特長

●優れた耐摩耗性(PTFEの1,000*倍以上)(※当社評価による)

●低い摩擦係数(PTFEと同等)

●摺動相手の材料が損傷しにくい材料

エクセロンはノンフィラメント(無充填)PTFEなので、アルミなどの軟質金属やプラスチックに対しても傷をつけにくい材料です。

●相手材に薄く強固な転移膜を形成

●優れた耐変形(クリープ)性

荷重に対し、変形しにくく、室温、高温の環境下でもPTFEより優れている

●優れた非粘着性(離型性向上、長寿命化)

製品パーツや金型などへのコーティング材としても利用可能

●ばね特性(材料のコシ)を保持

●切削、溶接、貼り付けなどの加工はPTFEと同様に可能

●耐薬品性、非粘着性、電気特性はPTFEと同等

ポリテトラフルオロエチレン(PTFE)とは?

ふっ素樹脂の中でも、分子がふっ素原子(F)と炭素(C)のみから構成する非常に単純な構造の材料です。
色は白色で、電気絶縁性、撥水性(非粘着性)、低摩擦係数、耐薬品性(化学的安定性)に優れた樹脂で、これらの特長を生かし、食品、電線、衣類、産業、半導体分野等の製品や工業材に広く用いられています。

PTFE構造

架橋とは?

架橋とは、独立していた分子同士を橋架けする反応です。一般的に化学架橋、放射線架橋などさまざまな架橋方法があり、これらの方法でさまざまなプラスチックが用途に応じ架橋されています。

架橋反応の例

なぜエクセロンが画期的か?

化学的に安定なPTFEは通常の方法では架橋しません。
放射線にも弱いため、すぐに分解してしまいます。
しかし、当社独自の処理法で照射することにより、PTFEを架橋させることに成功しました。
それが、画期的な素材「エクセロン」です。

架橋PTFEの構造

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