技術開発

研究所が、またひとつ。
未来のはじまる場所が、またひとつ。

最先端の素材とその応用技術で時代のニーズに応え、数々のユニークな製品を生み出してきた日立金属。
その歩みは止まることはありません。
2017年4月、新たなコーポレート研究所「グローバル技術革新センター(GRIT)」を新設。
オープンイノベーションを推進し、従来の研究開発で積み上げてきた確かな技術をベースに新製品、新事業の創成へ。そして、真の開発型企業へ。
未来は今、ここから始まります。

グローバル技術革新センター(GRIT)

グローバル技術革新による日立金属のイノベーション、持続的成長のために開設された「GRIT」は、顧客や社会のニーズの発掘や研究開発成果の外部へ発信する戦略策定と研究開発の両方の機能を持ち合わせています。研究開発では、2016年度まで「生産システム研究所」で行ってきた研究を引き継ぎ、設備開発と先端材料開発の両面で、開発技術の速やかな量産立上げを実現していきます。設備開発分野においては、これまでも超音波探傷、X線検査などの非破壊検査技術や各種センシング技術を駆使した欠陥検出や寸法計測の品質保証技術開発、日立金属グループのトータルサプライチェーンマネジメント(TSCM)に欠かせない生産・物流プロセスの向上に挑んできました。ITの活用と自動化技術・ロボット応用技術を駆使し、生産ラインの計画から自動機の設計まで製品の量産プロセスを開発。また、3次元CAD/CAM等の活用でコンカレントエンジニアリングを進め、製品開発のリードタイムの短縮や製造コストを削減しています。


グローバル技術革新センター(GRIT)


日経電子版広告特集に当社社長 平木明敏のTop Interviewが掲載されました。
日経電子版広告特集の記事を読む 別ウィンドウ


Harvard Business Reviewに当社の「GRIT」の広告記事が掲載されました。
Please visit Harvard Business Review's website, HBR.org, to read Hitachi Metal's Sponsor Content article on GRIT. 別ウィンドウ

冶金研究所

特殊鋼の研究所として、日本でもっとも長い伝統を誇っています。モットーは「素材を究める」。日本刀の原料である「玉鋼(たまはがね)」の製造研究を源とする高級刃物鋼の製造研究に始まり、近年は「ヤスキハガネ(YSS)®」の名で世界的に名声を博している工具鋼を筆頭に、エレクトロニクス、航空、エネルギー関連の新材料・新素材の研究開発では、常に世界をリードする存在です。製法研究・合金設計・性能設計・機能設計などの基礎的分野の研究を、CAE・材料解析などで支援しつつ、これらを統合して材料・製品・製法の改良、開発につなげています。

磁性材料研究所

1982年に世界最高性能希土類磁石「NEOMAX」(Nd-Fe-B焼結磁石)を開発した技術ノウハウを継承し、2006年に発足。 現在は磁性材料カンパニー所属の研究所として、磁性材料の開発およびその要素技術の開発を進めています。焼結磁石材料から特殊セラミックス材料までを包含する粉末冶金技術のほか、ナノ結晶磁石作製のための超急冷合金作製技術、磁気回路設計技術なども保有し、マグネット開発のパイオニアとしての役割を果たしています。また、ウエハー研磨事業を支える原子レベルの化学機械研磨技術にも取り組み、自動車、家電用電子機器の小型化、高性能化の実現に貢献しています。

素材研究所

日本の鋳造業のパイオニアとして培われた技術を、昨今の自動車業界のグローバル化に活かすべく、高級機能部品カンパニーの研究開発の中心拠点として活発な活動を展開しています。自動車の環境対策をはじめ、車体の軽量化に必要な素形材や部品ユニットなど、お客様のニーズに応える「製品開発型研究所」として、顧客と密着した幅広い研究開発を行っています。主な研究テーマは、超短納期対応のためのCAE解析・RP試作技術の開発、日米欧各国の環境対策のための自動車排気系部品の開発、欧米各国を中心に進められる自動車燃費規制に対して、車体軽量化を可能にする足回り・車体系部品の開発などがあげられます。

電線材料研究所

有機・無機複合材料や非鉄金属材料とその加工プロセス、GHz帯の高周波・電子回路技術などをコア技術として、産業用高信頼性ケーブルや医療用超極細多芯ケーブルなどの高機能ケーブルと、大容量の情報伝送に適した高速伝送モジュールの開発を進めています。高機能ケーブルでは、過酷な環境での長期間の使用に耐える絶縁被覆材料を、ポリマアロイ技術や無機フィラーを配合する複合材料技術・精度押出技術などを駆使。鉄道車両用ケーブルやHEVモータ用高耐圧巻線などの製品化を進めています。伝送モジュールでは、スーパーコンピュータや大規模データセンタで必要とされる高速機器間伝送を、低消費電力・省スペースで実現する独自の差動伝送メタルモジュールを開発。また、戦略的な特許網の構築に注力し、長期的な優位性の確立と、グローバルでの製品展開を加速しています。