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たたらとは

たたらの由来

次にたたらという言葉の語源について調べてみましょう。

実はまだはっきりしないのですが、外来語のようです。
古事記には百済(くだら)、新羅(しらぎ)との交渉の場にたたら場とか、たたら津などが出て来ますので、朝鮮半島からの製鉄技術の伝来とともにたたらという言葉も伝わって来たのかも知れません。

窪田蔵郎氏は、たたらをダッタン語のタタトル(猛火のこと)から転化したものでないかとしています。
また安田徳太郎氏によれば、古代インド語のサンスクリット語でタータラは熱の意味、ヒンディー語では鋼をサケラーと言うが、これは出雲の鋼にあたるケラと似ていることなどから、たたら製鉄法はインドの製鉄技術が東南アジア経由で伝播したものではないかと言っています。

いずれにしても、たたらという言葉は、金属製錬と密接に関係し、インドあるいは中央アジアに源をもつ言葉であると考えられます。


製鉄技術の日本への伝播

紀元前1500〜2000年ごろヒッタイトで生まれた製鉄技術は、主にインド〜中国江南〜朝鮮半島南部を経て、6世紀頃(古墳時代後期)日本へ伝えられたと考えられる。


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