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たたら製鉄の方法

たたら製鉄は鉄原料として砂鉄を用い、木炭の燃焼熱によって砂鉄を還元し、鉄を得る方法です。

たたら製鉄には2つの方法があります。1つは砂鉄からいきなり鋼を作るケラ押し法(直接製鉄法)、もう1つはズク(銑鉄)を作ることを目的とするズク押し法です。

ケラとは、鋼のもとになる塊で、ご存知のように鋼は叩いたり、伸ばしたりして鍛えることができ、しかも焼きを入れて硬くすることができますので、日本刀をはじめ、刃物、工具などに用いられてきました。

ズクは炭素量が高く、溶け易いので鋳物にも用いられますが、大部分は大鍛冶場(おおかじば)に運ばれて炭素を抜き、左下鉄(さげがね)と呼ばれる鋼や、さらに炭素を下げて軟らかくした包丁鉄にされました。

用いる砂鉄も2種類に大別されます。主にケラ押し法に用いる真砂(まさ)砂鉄と、ズク押し法に用いる赤目(あこめ)砂鉄です。
真砂砂鉄は酸性岩類の花崗岩系を母岩とし、チタン分が少ない。赤目砂鉄は塩基性岩類の閃緑岩(せんりょくがん)系を母岩としチタン分が多く、TiOとして5%以上を含んでいます。

和鋼博物館に展示されているケラ




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