日立金属トップページ > 製品情報 > ファインメット® > ミクロ構造

ファインメット®

ミクロ構造

■ファインメットのミクロ組織

ファインメットのミクロ組織
粒径約10nmの均一で超微細な結晶粒組織を有しています。主相はbccFe(-Si)相で結晶粒の周囲にアモルファス相が残存しています。

>>X線回折パターン


(クリックすると、拡大表示されます。)

■ナノ結晶化のメカニズム

>>ファインメットの結晶化の模式図

ファインメットの結晶化の模式図
(クリックすると、拡大表示されます。)


アモルファス→Cuに富む領域形成→Cu相界面からbccFe相結晶化→bccFe(-Si)相形成bccFe(-Si)相の周囲にNbとBに富むアモルファス相が残存しアモルファス相を安定化。これにより結晶粒の成長を抑える。

Cuによるbcc相の核形成効果とNbによりbcc結晶粒成長抑制効果の相乗効果により均一微細なナノ結晶粒組織を実現。

■磁気特性とミクロ構造

磁性材料の保磁力と結晶粒径Dの関係

磁性材料の保磁力と結晶粒径Dの関係
従来の結晶質軟磁性材料は1μmよりもはるかに大きい結晶粒径であり、結晶粒径が小さくなるほど軟磁気特性は劣下し、保磁力等は増加することが知られていました。このため、熱処理により結晶粒を成長させて粒径を大きくし軟磁気特性を改善していました。
しかし、ファインメットの開発により、ナノオーダまで結晶粒径を小さくすると、軟磁気特性は飛躍的に向上し、従来の結晶材料とは異なる振る舞いをすることが明かとなりました。
従来材料の粒径の領域では保磁力Hcは結晶粒径Dの逆数に比例し、ナノオーダの粒径の領域ではDの2から6乗に比例し、逆の依存性となります。 ファインメット等の超微細結晶粒からなる軟磁性材料は現在では一般にナノ結晶軟磁性材料と呼ばれています。
■問い合わせ先
磁性材料カンパニー TEL : 03-6774-3470
お問い合わせフォーム

← Page Back

↑ Page Top